# ANSWERS

解説は、毎回この順で読みます。

1. だれがする？
2. その人を高めるのか、自分側を低く言うのか？
3. だから、どの語を使うのか？

特別な動詞の表は、「その文の主語」で見ます。ここでいう主語とは、実際にその動作をする人です。

- 主語が先生・お客様など相手側なら、尊敬語を使います。意味は「その人の動作を高める」です。
- 主語が私・家族・店長など自分側なら、謙譲語を使います。意味は「自分側の動作を低く言って、相手を立てる」です。

たとえば「見る」は、先生が見るなら「ご覧になる」、私が先生の物を見るなら「拝見する」です。同じ動詞でも、主語が変わると敬語も変わります。

## A

1. A01　答え：尊敬語。  
   校長先生が「来る／いる」側です。「いらっしゃる」は、先生・お客様など相手側の動作や状態を高める語です。
2. A02　答え：謙譲語。  
   「参ります」は、自分側が行くことを低く、丁重に言う語です。入試の基本分類では謙譲語として考えます。
3. A03　答え：丁寧語。  
   「です」は、だれかの動作を高めたり低めたりしていません。文全体を聞き手に丁寧にしているだけです。
4. A04　答え：美化語。  
   「お茶」は、物の言い方を上品にしています。先生の動作でも、自分の動作でもありません。
5. A05　答え：尊敬語。  
   先生が「言う」側です。「おっしゃる」は「言う」の尊敬語なので、先生の動作を高めています。
6. A06　答え：謙譲語。  
   私が「言う」側です。「申し上げる」は、自分側の「言う」を低くして、相手を立てる語です。
7. A07　答え：尊敬語。  
   先生が「読む」側です。「お読みになる」は、相手側の動作を高める尊敬語の形です。
8. A08　答え：謙譲語。  
   私が「説明する」側です。「ご説明する」は、自分側の動作を低くして、説明を受ける先生を立てます。
9. A09　答え：丁寧語。  
   「ございます」は「あります」を丁寧にした言い方です。相手の動作を高める語ではありません。
10. A10　答え：謙譲語。  
    私が「見る」側です。「拝見する」は、自分側が見るときに使い、見せてくれる相手を立てます。

## B

1. B01　答え：先生が図書館へいらっしゃいます。  
   主語、つまり行く人は先生です。先生の動作を高めるので、「行く／来る／いる」の尊敬語「いらっしゃる」を使います。この語には「先生側の移動・存在を高める」意味があります。
2. B02　答え：私が先生のお宅へ伺います。  
   主語、つまり行く人は私です。先生のところへ行くので、自分側の動作を低く言って先生を立てます。「伺う」には「相手のところへ行く／相手に尋ねる」という謙譲の意味があります。
3. B03　答え：先生がその考えをおっしゃいます。  
   主語、つまり言う人は先生です。先生の言う動作を高めるので、「おっしゃる」を使います。「おっしゃる」は「言う」の尊敬語です。
4. B04　答え：私が先生に希望を申し上げます。  
   主語、つまり言う人は私です。先生に向かって言うので、自分側の言う動作を低くします。「申し上げる」には「相手に言う」という向きが入っています。
5. B05　答え：先生が写真をご覧になります。  
   主語、つまり見る人は先生です。先生の見る動作を高めるので、「ご覧になる」を使います。「ご覧になる」は「見る」の尊敬語です。
6. B06　答え：私が先生の研究を拝見します。  
   主語、つまり見る人は私です。先生の研究を見せてもらう形なので、自分側の見る動作を低くする「拝見する」が合います。「拝見する」は「私が見る」場面で使います。
7. B07　答え：お客様が昼食を召し上がります。  
   主語、つまり食べる人はお客様です。お客様の動作を高めるので、「召し上がる」を使います。「召し上がる」は「食べる／飲む」の尊敬語です。
8. B08　答え：私が先生からいただいたお菓子を食べます。  
   「先生からいただいた」で、もう先生を立てています。後ろも「いただきます」にすると重い文になるので、入試では「食べます」が自然です。
9. B09　答え：先生が準備をなさいます。  
   主語、つまり準備をする人は先生です。先生の動作を高めるので、「する」の尊敬語「なさる」を使います。
10. B10　答え：私が準備をいたします。  
    主語、つまり準備をする人は私です。自分側の動作を低く、丁重に言うので、「いたす」を使います。
11. B11　答え：先生が答えをご存じです。  
    主語、つまり知っている人は先生です。「ご存じだ」は、相手側が知っていることを高める言い方です。
12. B12　答え：私が初めて先生にお目にかかります。  
    主語、つまり会う人は私です。自分側の会う動作を低くして先生を立てるので、「お目にかかる」を使います。

## C

1. C01　答え：×　先生が「明日は休みです」とおっしゃいました。  
   先生が「言う」側です。「申す」は自分側に使う語なので、先生には使いません。先生には「おっしゃる」を使います。
2. C02　答え：×　私は先生の写真を拝見しました。  
   見る人は「私」です。「ご覧になる」は先生など相手側が見るときの語なので、私が見るときは「拝見する」にします。
3. C03　答え：×　校長先生がおっしゃいました。  
   「おっしゃる」だけで、すでに尊敬語です。さらに「られる」を重ねると二重敬語になるので、短くします。
4. C04　答え：×　お客様が玄関にいらっしゃいました。  
   お客様が「来る／いる」側です。「参る」は自分側に使う語なので、お客様には「いらっしゃる」を使います。
5. C05　答え：×　私は先生のお手紙を拝読しました。  
   読む人は「私」です。「お読みになる」は先生が読むときの尊敬語です。私が先生の手紙を読むなら「拝読する」が合います。
6. C06　答え：×　先生が私に参考書をくださいました。  
   先生が私に「くれる」場面です。先生の動作を高めるので「くださる」。私がもらう視点なら「いただく」です。
7. C07　答え：×　私は先生からヒントをいただきました。  
   私が先生から「もらう」場面です。私の受け取る動作を低くして先生を立てるので、「いただく」を使います。
8. C08　答え：○。  
   「されました」は「する」の尊敬表現として使えます。よりはっきり尊敬にするなら「研究発表をなさいました」でもよいです。
9. C09　答え：×　先生がお帰りになりました。  
   「お帰りになる」だけで尊敬語です。「なられる」を重ねると二重敬語になるので、片方にします。
10. C10　答え：×　私が保護者の方にご説明しました。  
    説明する人は「私」です。「ご説明になる」は相手側が説明するときの尊敬語です。私の動作なら「ご説明する」です。
11. C11　答え：×　先生がお見えになりました。  
    「お見えになる」だけで尊敬語です。「なられる」を足すと重なります。
12. C12　答え：×　先生がこちらでお待ちです。  
    待つ人は先生です。「お待ちしております」は自分側が待つときに使う言い方です。先生には「お待ちです」「お待ちになっています」とします。

## D

1. D01　答え：「祖母が明日、先生のお宅へ伺います。」  
   話している児童から見ると、祖母は自分側の人です。自分側が先生の家へ行くので、「伺う」を使います。
2. D02　答え：「田中先生が教室にいらっしゃいます。」  
   田中先生が「来る／いる」側です。友達に話す場面でも、先生の動作を高めて「いらっしゃる」にします。
3. D03　答え：「詳しくは受付の方にお尋ねください。」  
   聞くのは児童です。「伺う」は自分側が聞くときに使います。相手に行動してもらう文では「お尋ねください」が自然です。
4. D04　答え：「校長がそのように申しております。」  
   学校の職員が、外部の保護者に話しています。校長は学校側なので、外の人に対しては高めず、「申しております」と言います。
5. D05　答え：「校長先生が明日の予定をおっしゃいました。」  
   児童が友達に話していても、校長先生が「言う」側です。先生の動作を高めるので「おっしゃる」です。
6. D06　答え：「ただいま店長がこちらへ参ります。」  
   店員から見ると、店長は店側の人です。客に対して自分側の店長を高めないので、「参ります」と言います。
7. D07　答え：「店長さんはいらっしゃいますか。」  
   客から見ると、店長は店の人、つまり相手側です。相手側の「いる」を高めて「いらっしゃる」にします。
8. D08　答え：先生が私の作文をご覧になりました。  
   見る人は先生です。先生の見る動作を高めるので、「ご覧になる」を使います。
9. D09　答え：私が先生の作文を拝見しました。  
   見る人は私です。先生の作文を見せてもらうので、自分側の見る動作を低くする「拝見する」を使います。
10. D10　答え例：  
    a. 先生が私にヒントをくださいました。  
    b. 私が先生からヒントをいただきました。  
    同じ出来事でも、aは「先生がくれた」視点、bは「私がもらった」視点です。視点が変わると使う敬語も変わります。

## E

1. E01　答え例：動作主の先生に、謙譲語「拝見する」を使っているから。  
   「拝見する」は、私など自分側が見るときの語です。先生が見るなら「ご覧になる」にします。
2. E02　答え：部長はこの車をお止めになりますか。  
   「止められますか」は、尊敬にも可能にも読めます。尊敬だけにしたいので、「お〜になる」の形にします。
3. E03　答え：部長はこの車を止めることができますか。  
   可能だけにしたいので、「〜ことができる」を使います。これなら「尊敬」の意味と混ざりません。
4. E04　答え例：尊敬語を二つ重ねた二重敬語だから。  
   「おっしゃる」だけで尊敬語です。そこに「られる」を足す必要はありません。
5. E05　答え例：同じ「見る」でも、先生が見るなら「ご覧になる」、自分が先生の物を見るなら「拝見する」となる。形だけでなく、誰の動作かで尊敬語と謙譲語の向きが決まるからだ。  
   点数を取るコツは、例を入れることです。「先生が見る」と「私が見る」を並べると、向きの違いがはっきりします。
6. E06　答え例：相手や第三者の許可を受けて行うこと。そのことで自分側が恩恵を受けること。  
   「させていただく」は、何でも丁寧にする魔法の言葉ではありません。許可と恩恵がないと、不自然になりやすいです。

## F

1. F01　答え：イ。  
   見る人は「私」です。私が先生の絵を見るので、謙譲語「拝見する」が合います。アは先生に謙譲語を使っていて逆、ウは私に尊敬語を使っていて逆です。
2. F02　答え：先生がいらっしゃる。  
   先生が「来る」側です。「来る」の尊敬語は「いらっしゃる」です。「来られる」も尊敬になることがありますが、特別動詞のほうが明確です。
3. F03　答え：私が先生のお宅へ伺う。  
   行く人は「私」です。先生の家へ行くので、自分側の動作を低くする「伺う」を使います。
4. F04　答え：先生がおっしゃったとおりです。  
   先生が「言う」側です。「申す」は自分側の語なので使いません。「おっしゃる」に直します。
5. F05　答え：私は先生から本をいただきました。  
   私が先生から本を「もらう」場面です。私の受け取る動作を低くして、先生を立てます。
6. F06　答え：お客様がいらっしゃいました。  
   店員が言う場面でも、お客様は相手側です。お客様の「来る」を高めるので「いらっしゃる」を使います。
7. F07　答え：先生がお読みになった本。  
   「お読みになる」だけで尊敬語です。「なられる」を足すと二重敬語になります。
8. F08　答え：先生はこの字をお書きになりますか。  
   「書かれますか」は、受け身・可能・尊敬に読めることがあります。尊敬の意味をはっきりさせるなら「お書きになりますか」です。
9. F09　答え：ア。  
   アは「来る」は普通語で、「ます」だけが丁寧語です。イは尊敬語、ウは謙譲語、エは尊敬語です。
10. F10　答え例：先生が食べる・もらう動作を敬う場面で「いただく」を使うと、先生の動作を低める向きになる。先生には「召し上がる」「受け取られる」など、場面に合う尊敬語を使う。  
    説明では「誰がする」を最初に書きます。次に「いただく」は自分側の語だと示すと、理由が伝わりやすくなります。

## G

1. G01　答え：ウ。直し方：校長先生が式でおっしゃいました。  
   主語、つまり言う人は校長先生です。「申し上げる」は自分側が言うときの語なので、校長先生には使いません。校長先生の動作を高めるなら「おっしゃる」です。
2. G02　答え例：先生が見るなら「ご覧になる」、私が先生の本を見るなら「拝見する」。同じ見るでも、主語で向きが変わるから。  
   例が入っていれば強い答えです。「主語が変わると敬語が変わる」と書けていれば合格です。
3. G03　答え：受付の人にお尋ねください。  
   聞く人は児童です。「伺う」は、自分側が聞くときの謙譲語です。相手に聞いてもらう文では「お尋ねください」が自然です。
4. G04　答え：イ。  
   イは、先生が言う動作を「おっしゃる」で高めています。アは先生に「申す」を使っていて逆です。ウは私に尊敬語、エは先生に謙譲語を使っていて逆です。
5. G05　答え：先生はこの荷物をお運びになりますか。  
   「運ばれますか」は尊敬にも可能にも読めます。尊敬だけにしたいので、「お〜になる」の形にします。
6. G06　答え：お客様が二階へいらっしゃいました。  
   主語、つまり二階へ行った人はお客様です。お客様は相手側なので、「参る」ではなく「いらっしゃる」を使います。
7. G07　答え：イ。  
   店員から見ると、店長は店側の人、つまり身内です。客に対して身内を高めないので、「店長が参ります」が自然です。
8. G08　答え：部長はこの機械を使うことができますか。  
   可能の意味だけにしたいので、「〜ことができる」を使います。「使われますか」は尊敬にも受け身にも読めるため、入試では意味を分けます。
9. G09　答え例：明日の説明会で、先生の資料を拝見します。  
   見る人は私です。先生の資料を見せてもらうので、自分側の見る動作を低くする「拝見する」を使います。
10. G10　答え例：主語が先生なのに、自分側を低く言う向きの「いただく」を使っているから。  
    「いただく」は、私がもらう、私が食べるなど、自分側の動作に使います。先生の動作を敬うなら別の尊敬語にします。
11. G11　答え例：AとBの関係が近くなった、またはAがBへの距離の取り方を変えたこと。  
    丁寧な話し方からくだけた話し方に変わっています。敬語そのものの正誤ではなく、話し方の変化から人間関係を読む問題です。
12. G12　答え例：ご家族の方もぜひパーティーにご参加ください。  
    参加するのは相手側の家族です。「参加してください」でも意味は通じますが、目上の相手への案内では「ご参加ください」が自然です。
13. G13　答え：先生の動作。  
    「おっしゃる」は「言う」の尊敬語です。尊敬語は、その動作をする人を高めます。この文で言った人は先生なので、先生の動作を高めています。
14. G14　答え例：お客様、こちらでお待ちください。  
    待つ人はお客様です。「おります」は自分側の動作を低く言う謙譲語なので、お客様の動作には使いません。客にお願いする形なら「お待ちください」が自然です。
15. G15　答え：イ。  
    見る人は先生です。先生の動作を高めるので「ご覧になる」を使います。アの「拝見する」は自分側が見るとき、ウは文の形が不自然、エは先生の動作に「させていただく」を使っていて向きが合いません。
16. G16　答え例：尊敬語は「おっしゃる」、謙譲語は「申す」または「申し上げる」。  
    尊敬語は相手側の動作を高めます。謙譲語は自分側の動作を低く言って、相手を立てます。同じ「言う」でも、だれが言うかで答えが変わります。
17. G17　答え例：昨日、先生の研究を拝見しました。  
    見た人は私です。先生の研究を見るので、自分側の見る動作を低く言う「拝見する」を使います。「先生の研究をご覧になりました」だと、見る人が先生のように読めてしまいます。
18. G18　答え：イ。直し方：校長先生がおっしゃいました。  
    「おっしゃる」だけで「言う」の尊敬語です。そこへ「られる」を重ねると二重敬語になります。短くしても、校長先生を高める意味は残ります。

## 採点

- 選択・変換：各1点。
- E問題：結論1点、動作主1点、理由1点。
- G問題：正答1点、主語・向きの説明1点。G11とG12は補助候補、G16は直近10年外の復習用なので、記述の自然さを重視する。
- 言い換えが複数ある場合は、人物関係と意味が保たれていれば正解にする。
- 文化庁の5分類と学校文法の3分類が異なる語は、問題の指定に従う。
