# 特別な動詞表の読み方

この表は「えらい人だからこっち」と暗記する表ではありません。  
見るのは、文の主語です。主語とは、その動作をする人のことです。

## 1. 主語が先生・お客様のとき

先生・お客様など、相手側の人が動作をするなら、尊敬語を使います。

尊敬語には、「その人の動作を高める」という意味が入っています。

例：

| 普通の文 | 主語 | 使う語 | 敬語の文 |
|---|---|---|---|
| 先生が見る | 先生 | ご覧になる | 先生がご覧になる |
| お客様が食べる | お客様 | 召し上がる | お客様が召し上がる |
| 校長先生が言う | 校長先生 | おっしゃる | 校長先生がおっしゃる |

## 2. 主語が私・身内のとき

私・家族・同じ学校の職員・同じ店の人など、自分側の人が動作をするなら、謙譲語を使います。

謙譲語には、「自分側の動作を低く言って、相手を立てる」という意味が入っています。

例：

| 普通の文 | 主語 | 使う語 | 敬語の文 |
|---|---|---|---|
| 私が先生の本を見る | 私 | 拝見する | 私が先生の本を拝見する |
| 私が先生の家へ行く | 私 | 伺う | 私が先生のお宅へ伺う |
| 母が先生に言う | 母 | 申し上げる | 母が先生に申し上げる |

## 3. 身内は場面で変わる

身内は、家族だけではありません。「話している人と同じ側の人」です。

| 場面 | 身内になる人 | 例 |
|---|---|---|
| 児童が先生に話す | 私、母、祖母など | 祖母が先生のお宅へ伺います |
| 学校の職員が保護者に話す | 校長、担任、学校の職員 | 校長が申しております |
| 店員が客に話す | 店長、店員、店の人 | 店長が参ります |

## 4. 迷ったらこの一文

「だれがする？」を先に言います。

- 先生がするなら、その動作を高める。
- 私・身内がするなら、自分側を低く言って相手を立てる。

この順で見ると、「先生が拝見する」「お客様が参る」のような逆向きのミスを見つけやすくなります。
